当社は地球と社会の持続可能な発展に貢献するために、環境マネジメントシステム/ISO14001を運用するとともに、脱炭素社会の実現に向けての取り組みを進めています。
当社では2024年度から始まった「第12次中期経営計画〈2024〜2026年度〉(以下「第12次中計」)」において、基本指針を「『脱炭素』を目指し、『地球』と『別川』の未来を創る」と策定しました。第12次中計では、当社が排出する温室効果ガスの算定・見える化を図るとともに、温室効果ガス排出量の削減目標も定めています。
当社の本社・工場は第2種エネルギー指定管理工場二該当しており、以前から当社から排出される温室効果ガスのうち、いわゆるSCOPE1(事業者自らによる直接排出)とSCOPE2(他社から供給された電気・熱・上記の使用に伴う間接排出)を算定するとともに、2011年から「省エネ推進委員会」を発足し、省エネに対して各種取り組みを実施してきました。2024年度からSCOPE3(事業者の活動に関連する他社の排出)の算定にも取り組み、2024年度内にはSCOPE3の概算排出量が把握できる予定です。また、温室効果ガス排出量の算定・可視化クラウドサービスである「Zeroboard」を2024年11月に導入し、温室効果ガスの見えるかも図っています。
第12次中計では以下の通り、温室効果ガス排出量の削減目標を定めました。
※上記排出量削減目標は2023年度SCOPE1・2の合計量からの削減比率
また、2024年度からは「脱炭素推進委員会」を発足し、温室効果ガス排出量を削減するため各種取り組みを実施しております。2024年度中にSCOPE3の概算排出量を把握できた際には、サプライチェーン全体で温室効果ガス排出量削減に取り組むとともに、改めて削減目標を定める予定としています。
当社は2016年に工場の屋根上に出力約1.4MWのメガソーラーを設置しましたが、2025年に完成した新塗装工場では約540kWの太陽光パネルを設置するとともに蓄電池設備も導入し、再生可能エネルギーの積極的な導入を進めています。
2024年に開催された第72会電設工業展には、脱炭素に向けた製品として「圧着レス制御盤」を参考出展しました。
環境に配慮した部材を採用するとともに、「圧着レス」とすることで、現地据付時の作業工数が大幅に削減されることで省エネ・安全・省力化をサポートし、脱炭素社会へ貢献します。
当社は国際規格であるISO14001を取得し、環境マネジメントシステムを運用しております。
また「環境目標」として「省エネルギー・省資源化の推進」、「廃棄物の削減」、「グリーン調達の推進」を掲げ、エネルギー・材料の有効利用や、リサイクル・リユースの促進を図り、エコ電線やRoHS指令対応部品をつかった製品製作にも対応しております。